はじめてのリクガメ飼育Q&A

【Q2】どれくらいの温度で飼育すればいいの?

温度はリクガメ飼育を考える上で、とても重要なポイントになります。リクガメは爬虫類ですので、自分で熱を作り出すことができません。なので、飼育者はリクガメが快適に暮らせる温度を理解して、提供しなければなりません。

リクガメにとっての温度を考える際、大きく2つの温度があると理解してください。まずは一つ目の温度は「環境温度」です。これはリクガメが生活するスペースの温度です。夏場を除いてはある程度の保温が必要になります。

二つ目の温度が「ホットスポット」です。これは、リクガメの生活スペースの一部だけを集中的に暖める、高い温度です。

  • 眠ったり、普段遊んだりしているスペースの温度=環境温度
  • 朝起きたとき体温を上昇させたり、エサを食べた後やくつろぐ時など=ホットスポット

と考えれば分かりやすいかもしれません。

ここから先は、リクガメジャパンが推奨する温帯性のリクガメ(ギリシャリクガメ・ホルスフィールドリクガメ(ヨツユビリクガメ)・ヘルマンリクガメ)を例にした温度設定を説明します。

成体(大人のカメ)の場合

環境温度:昼間20〜26度 夜間20度〜15度が目安です。 ※ただし好適温度には「個体差」がありますので、必ず観察しながら調整してください。全体的にもう少し高めの温度で飼育している方が多いように思います。

ホットスポット:昼間30度〜34度(90センチケージの場合)、室内放し飼いや野外飼育なら35度〜40度くらいを目安にしてください。

尚、ホットスポットは夜間には点灯させません。また、夏場など直射日光の当たる場所にケージを置くと、環境温度が35度を超えることも珍しくありません。これは明らかに高すぎですので、事前に直射日光をさえぎるなどの対応をしておくべきでしょう。

幼体(子供のカメ)の場合

健康な個体であれば成体と概ね同じ環境で大丈夫ですが、リクガメを連れてきたばかり(環境が変わったばかり)のときは、やや高めの温度設定にしたほうが、安心ではあります。ペットショップでは、ほぼ確実に高めの温度設定ですので、その環境を再現しつつ、徐々に変えていくほうがカメへの負担も少ないと考えられるからです。生後1年程度であれば、まだまだ幼体ですので、夜間の最低温度を切り上げている飼育者も大勢居ます。一例ではありますが、環境温度を(日中30度、夜間25度くらい)にして温度差を小さくするのが一般的なようです。

病気治療中の場合

リクガメを診ることのできる獣医師の指示を必ず守ってください。幼体がカゼを引いたときなどは、抗生物質を処方され、夜間でも28度以上をキープするように指示されることもありますので、素人判断は危険です。なるべく早く病院に連れて行ってあげましょう。

【Q3】 どれくらいの湿度を保てばいいの?


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Last-modified: 2010-03-15 (月) 22:06:58 (2656d)